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Waves LV1 導入事例:小澤 健一 氏(株式会社Sound PAPA / PAエンジニア)

Waves LV1 導入事例:小澤 健一 氏(株式会社Sound PAPA / PAエンジニア)

Waves eMotion LV1 / LV1 Classic を導入されたユーザーの、ライブサウンド現場での活用事例をご紹介します。

2026.07.27

小澤 健一 氏(株式会社Sound PAPA / PAエンジニア)活動エリア:富山県魚津市


Q1:現在、Wavesシステムを使用している主な現場や用途について具体的にお聞かせください。

ジャズコンサートやフラメンコ公演、各種イベント、会議など、ほぼ全ての現場でできる限りeMotion LV1(以下LV1)を使用しています。音楽モノの現場では、高品位なWavesプラグインを駆使し、最大限のクオリティを追求したミキシングを心がけています。一方、多数のマイクを扱う会議などの現場でも、オートミキサーのDugan Speechを使用することで高いハウリングマージンを確保でき、非常に重宝しています。

Q2:Waves eMotion LV1を導入した理由やきっかけは何でしたか?

2021年にまずSuperRackを導入し、既存のデジタルミキサーと組み合わせて使用していました。そこでプラグインがもたらす楽しさや可能性を強く実感し、翌年にはよりコンパクトなシステムで稼働できるLV1の購入に踏み切りました。タッチパネルによる操作のスピード感や、オペレートすること自体の楽しさに魅了され、現在に至っています。

Q3:他のデジタルコンソールと比較して、Waves eMotion LV1が優れていると感じる点は何ですか?

コンパクトなサイズでありながら、大型コンソールにまったく引けを取らない高音質と柔軟性を備えている点です。さらに、バージョンアップを重ねるごとにミキサー自体が進化していく点も、他のコンソールにはない大きな強みだと感じています。

Q4:Wavesシステムを導入してから、現場の作業環境や音作り、ワークフローはどのように変化しましたか?

一般的なデジタルミキサーよりも圧倒的に「できること」が多いため、仕込みの時間が限られている現場であっても、とことん音に向き合えるようになりました。また、現場でマルチトラック録音を行っておけば、終演後に自宅や事務所でプラグインの使い方をさらに突き詰める、といった柔軟なワークフローも実現しています。

Q5:eMotion LV1の機能の中で、特に便利だと感じた機能や、よく使用する機能は何ですか?

● タッチパネルによる手数の速さ:直感的に素早くアクセスできます。
● 視覚的なDCA(デジタル・コントロール・アンプ):仮想フェーダーが視覚的に分かりやすいデザインです。
● ショートカット機能:[ALT]キーや[CTL]キーを組み合わせた素早い操作。
eMo Generatorの活用:TALKBACKにアサインし、アウト回線のチェックに利用しています。
● フリップA/B切り替え・パッチの利便性:瞬時の比較やルーティングの変更が非常にスムーズです。

Q6:特にお気に入りのWavesプラグイン(3種)

F6 Floating-Band Dynamic EQ


H-Reverb Hybrid Reverb


Primary Source Expander


Q7:Wavesシステムを使いこなすための独自の工夫やノウハウ、使い方のコツを教えてください。

現場でマルチ録音したテイクを使い、「フリップA/B機能」を利用したバーチャルサウンドチェックを繰り返し行っています。プラグインの細かな挙動を確認したり、普段試せないプラグインを検証したりすることが、使いこなすためのコツにつながっていると感じます。また、安定した運用のために、常にDSPサーバーのステータス(負荷状況など)を把握し、トラブルを未然に回避することも意識しています。地方ということもあり身近にLV1ユーザーがいないため、セミナーやYouTube、X(旧Twitter)などの情報は常に欠かさずチェックしています。

Q8:今後のWaves eMotion LV1及びWaves製品に望む機能や改善点はありますか?

今後の進化として、完全なリダンダント(冗長化)機能、シーンへのフェードインおよびフェードアウト情報の書き込み、ハードウェア側としては静音性に優れたモーターフェーダーの搭載に期待しています。

Q9:eMotion LV1 Classicを特にどのような方におすすめしたいですか?

現状のクオリティに満足せず、「もっと良い音を作りたい」「現場のワークフローを進化させたい」と考えている、向上心のあるエンジニアの方にぜひおすすめしたいシステムです。

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